明治、大正、昭和の日本の市販薬のパッケージデザインを紹介します。

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ロート製薬株式会社の小児用ロート目薬

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今回は、ロート製薬の目薬です。

ロート製薬は、いつのまにかロゴが変わってましたね。
最近、メイジとかコクヨとか経営統合などでのロゴの変更が多い気がします。
見慣れたロゴが消えていくのは時代の流れを感じてしまいますね。。

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さて、今回紹介するのは、信天堂山田安民薬房(現・ロート製薬)が開発した両口式点眼瓶の目薬です。
この、両口式点眼瓶が開発される前の目薬は、綿棒に薬液を染み込ませ垂らしたり、薬液をスポイトで吸い取り点眼したりと、不衛生で手間のかかるものだったそうです。
1931年に両口式点眼瓶が発明されてからは、目に適量をさすことが出来るようになり、大ヒット商品になったそうです。

今回の品は、ロゴは1934年頃から1989年に使われていたもの、プラスチック瓶が流行し始めたのが1962年なので、1934年から1962年頃の物かと思われます。

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小児用とのことですが、通常のロート目薬より、使用時の目への刺激が少ないそうです。
説明書の”注意”の欄にも、冷蔵により冷たくなった目薬は子供に嫌がられるので、少し暖めて点眼してください。なんて親切なことも書かれたりしていますね。

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